CHT Security 2026年第1四半期、売上・利益ともに過去最高を更新、EPS 3.38元を達成。日本ITweekにて自社開発製品の実力を披露
サイバーセキュリティのリーディングカンパニーである CHT Security(証券コード:7765)は本日、2026年第1四半期の決算(速報値)を発表しました。AI駆動および新領域におけるセキュリティ需要の拡大、ならびにネットワークセキュリティやSOC監視・応対サービスの安定した成長により、3月の売上高は2.23億台湾元(前月比48%増、前年同月比23%増)となりました。第1四半期の累計売上高は5.97億台湾元(前年同期比16%増)、累計税引後利益は1.37億台湾元(同11%増)、EPS(1株当たり純利益)は3.38元に達し、売上・利益ともに過去最高を更新し続けています。
「ストック型収益」と「AIセキュリティ」のダブルエンジンが成長を牽引
CHT Securityによれば、第1四半期は「ネットワークセキュリティ」「サイバーセキュリティ専門サービス」「製品販売」の3つの事業セグメントすべてで堅調な成長を記録しました。その原動力は主に2つの軸にあります。
一つ目は、継続的収益(ストック型収益)の拡大です。ネットワークセキュリティおよびSOC/MDRサービスの契約件数が着実に増加しています。 二つ目は、金融、医療、ハイテク産業におけるAIセキュリティおよびレッドチーミング(Red Teaming)の需要に伴うプロジェクト収益の増加です。これには、AIを活用したエンドポイント検知・応対サービス(EDR)、データ漏洩防止(DLP)、シャドウAI対策の構築支援が含まれます。また、政府機関や企業向けにAIモデルやアプリケーションのセキュリティ検査、AIガバナンス診断、コンサルティングサービスを提供しています。さらに、海外市場においても半導体産業や金融業界から新規受注を獲得し、売上高に大きく寄与しました。
海外展開を加速:米国RSACおよび日本IT Weekにて自社開発製品「SecuTex NP/ED」を展示
海外市場の開拓を目的として、CHT Securityは3月末に米国サンフランシスコで開催された世界最大のサイバーセキュリティ・カンファレンス**「RSAC 2026」に初出展し、4月初旬には日本最大のIT展示会「Japan IT Week」にも参加しました。SOC/MDRやレッドチーミングサービスの紹介に加え、自社開発の主力製品である「SecuTex NP」および「SecuTex ED」**を重点的にPRしました。
• SecuTex NP:ネットワークフォレンジックおよび異常検知・応対システム。
• SecuTex ED:資産管理、コンフィグレーション・マネジメント(Configuration Baseline)、および不正アクティビティのハンティング機能を統合したエンドポイント・セキュリティ・ソフトウェア。
これらの自社開発製品は、実戦の場で蓄積されたネットワーク・インテリジェンスやデジタル・フォレンジックの知見に基づいています。台湾国内では、すでに多くの政府機関、重要インフラ、ハイテク企業に導入されており、今回の国際展示会への参加を通じて、当社の専門性と技術力を世界に示しました。また、世界の主要セキュリティベンダーとの交流や、クラウド・ネットワーク・エンドポイントを網羅する協力体制の協議も進めており、近い将来、具体的かつ先見的なセキュリティ・アプリケーションを顧客に提供できる見通しです。
2026年の展望
2026年は、企業によるAI、クラウド、OT(制御技術)などの新領域の導入が加速する中、サイバーセキュリティ対策は「必要不可欠な投資」となっています。CHT Securityは、今後も2桁成長の目標維持に向け、楽観的な見通しを持っています。