台湾のサイバーセキュリティサービスリーダー「CHT Security」、9月8日に上場
台湾のサイバーセキュリティサービスリーダーである CHT Security (中華資安) が9月8日に正式に株式上場し、台湾初のサイバーセキュリティサービス上場企業となりました。これは台湾のサイバーセキュリティ業界に新たなベンチマークを打ち立てるものです。プロフェッショナルなサイバーセキュリティサービスをリードするCHT Security(証券コード:7765)は、1株当たり238台湾元で9月8日に正式に上場しました。これは、台湾国内で初めて上場したサイバーセキュリティサービス会社であり、台湾のサイバーセキュリティ産業に新たな基準を確立しました。CHT Securityは2025年上半期に売上高と利益の両方で過去最高を記録し、売上高は前年同期比14%増の9.8億台湾元に達しました。税引後1株当たり利益(EPS)は前年比12%増の6.01台湾元となりました。そのうち、継続的な収益が5割以上を占め、安定したキャッシュフローと目覚ましい収益性を誇ります。また、自社製品の研究開発と国際市場への積極的な拡大により、今後の成長が期待されます。
CHT Securityの3つの主要事業の柱である「インターネットセキュリティサービス」、「プロフェッショナルセキュリティサービス」、および「セキュリティ製品販売」は、長年にわたり安定した収益と利益の成長を続けています。同社は、強固な技術力と代替不可能性を持ち、通信ネットワークセキュリティ、高品質なセキュリティ診断、セキュリティ防御監視、インシデント対応およびフォレンジック、専門家によるコンサルティング、セキュリティソフトウェア・ハードウェア販売などのサービスを提供しています。顧客層は、個人、家庭、金融、テクノロジー製造、医療、重要インフラ、政府機関など多岐にわたります。CHT Securityは、行政院のサイバーセキュリティ共同契約サービスベンダー評価において、6年連続で全5つのサービスすべてで最高評価の「Aランク」を獲得した唯一の企業です。また、国際的なコンサルティング会社であるフロスト&サリバンから5年連続で「台湾ベストセキュリティサービス企業」に選出された唯一の企業でもあり、その技術とサービス品質は高い信頼を得ています。