CHT Security、2025年度売上高・利益ともに8年連続で過去最高を更新 純利益は前年比15%増、EPS 11.47台湾ドルを達成

CHT Security(証券コード:7765)は14日、2025年度の自計決算概況を発表いたしました。2025年度の連結売上高は204,500万台湾ドル、税引後純利益は前年比15%増の43,700万台湾ドルに達しました。1株当たり利益(EPS)は11.47台湾ドルとなり、設立以来、売上高および利益ともに8年連続で過去最高を更新し続けています。


成長の背景と主要サービス

2025年度の成長を牽引したのは、マネージド・セキュリティ・サービス(MSS)、セキュリティ診断・対応などのプロフェッショナルサービス、およびネットワークセキュリティサービスの持続的な拡大です。

  • プロフェッショナルサービス セキュリティ監視・対応(SOC/IR)、レッドチーム演習、OTセキュリティ、ドローンセキュリティが引き続き成長したほか、新たに「AIアプリケーション・セキュリティ診断」サービスをリリースいたしました。同サービスは、生成AI、チャットボット、意思決定型AI等のシステムの安全性評価を行い、企業の信頼性の高いAI活用を支援するもので、海外の金融機関やハイテク産業での導入実績を上げています。また、クラウドセキュリティ診断やクラウドSOCサービスの提供開始により、プロフェッショナルサービス部門は2桁以上の成長率を記録しました。
  • ネットワークセキュリティサービス コンシューマーおよび法人向け顧客数が着実に増加しました。WAFDDoS対策、企業向け「防駭守門員(Cyber Threat Gatekeeper)」等のサービスが堅調に推移し、同部門の売上高は前年比14%増となりました。


高い技術力と評価

業績面だけでなく、技術評価においても国内トップの地位を確立しています。デジタル発展部が発表した「2025年度セキュリティサービス事業者評価」において、当社は「SOC監視」「セキュリティ診断」「ペネトレーションテスト」「脆弱性診断」「ソーシャルエンジニアリング演習」の全5項目で最高評価のAランク」を獲得いたしました。全項目での7年連続Aランク獲得は、台湾国内で唯一の快挙となります。


今後の展望

今後の見通しについて、当社は慎重ながらも楽観的な姿勢を維持しています。企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)加速やAI導入に伴い、サイバーセキュリティは「不可欠な需要(剛性需求)」となっています。

2026年は、ネットワーク、クラウド、OTAIの各領域に引き続き注力し、AI SOCおよびAI診断・評価ソリューションを積極的に展開してまいります。また、「DNS企業セキュリティ・プロテクター」や「AI詐欺対策アプリ(AI Scam Fighter)」といった新サービスの投入を予定しているほか、自社製品の開発加速と海外市場への展開を推し進め、さらなる収益規模の拡大と利益の質の向上を目指してまいります。